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◆墓じまいとは?正しい進め方や費用相場と手続き方法について解説

跡を継いでくれる子供がいない、歳をとったために遠くのお墓まで行くことが大変など、お墓の管理が年々難しくなり、墓じまいをお考えの方もいらっしゃると思います。

しかし、墓じまいとは具体的にどのような手続きや作業が必要となるのか、費用はどのくらいになるのか、疑問もたくさんあることでしょう。

そこで今回は、墓じまいに関する費用の相場、必要な手続き等について、わかりやすくまとめました。

墓じまいをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

墓じまいの費用相場と手続きについて

Contents

墓じまいとは?

墓じまいとは、今あるお墓を撤去して、更地に戻すことをいいます。「墓仕舞い」「墓終い」などと書き、「廃墓」と呼ばれることもあります。

お墓が管理できない状況なのであれば、そのまま放置しておくことはよくありませんので、いっそのこと墓じまいをしてしまった方が良いでしょう。

こういうと、墓じまいに対してマイナスのイメージを持ってしまう方もいらっしゃると思いますし、「墓石を取り除くこと=墓じまい」と捉えられがちですが、ご遺骨を別の場所に引越し、後に残された人が無理のないように供養を続けていく。

そういったプラスの意味も含まれています。

ですから、ご遺骨を別の場所に埋葬するのか、それとも手元で供養をするのか、墓じまいをする前にご遺骨の行方もしっかりと考えた上で作業に入るのが望ましいです。

ご遺骨サポートこころの「墓じまい・改葬サービス」について

墓じまいが進む背景

近年、墓じまいの件数が増えています。

厚生労働省の「衛生行政報告例」のデータを見ますと、お墓の改葬をする件数は右肩上がりです。

  • 2016年:97,317件
  • 2017年:104,493件
  • 2018年:115,384件
  • 2019年:124,346件

このように件数が増加しているのは、このような理由が考えられます。もしかしたら、皆さんにも当てはまるものがあるかしれません。

お墓を守ってくれる跡継ぎがいない

かつては、親族で先祖代々のお墓を守ってきました。長男が家を継ぐという風習があり、家長が同時にお墓を守る役目もありましたので、特に深く考えることはなかったでしょう。

しかし家父長制もなりをひそめ、「家を継ぐ」という考え方も若い人の間では薄らいできました。

核家族化が進む中で、少子化も問題になっています。家族の単位が小さくなり、未婚率の高まりもあって、お墓の管理を継承してくれる子供や孫がいなくなってしまいました。

その結果、墓じまいをしようと思う人が増えているのです。

地方の過疎化

大学進学や就職を機に、若い人がどんどん都会に出ていってしまい、過疎化が進む地域も増えてきました。

近くに住んでいる人が高齢者ばかりになってしまい、お墓の管理がだんだん難しくなっています。

お盆やお正月に子供や孫が地元に帰って来れば良いのですが、お墓の手入れをするために帰ってきてもらうのも難しい。若い世代に迷惑をかけるのも申し訳ないと、墓じまいを検討する人が増えています。

遠くてお墓参りが難しい

先祖代々の土地に住み続けている人は良いのですが、何らかの理由で引っ越した場合に、遠方からお墓参りに行くのは大きな負担になります。

なるべく近くの墓地に移したいと思うことも、墓じまいが増えている理由の一つです。

管理費が負担

お墓は、建てる時にも多額の費用がかかりますが、建てたら終わりではありません。

管理をしてもらうために、お寺や霊園などに管理費を払います。

昔は檀家とお寺との結びつきも強かったですが、現代ではその関係性にも変化が出てきています。

毎年多額の費用を負担するのも大変なため、一層の事墓じまいをして別の形で供養した方が良いのでは?と思う人が増えています。

価値観の多様化

昔は、亡くなったら先祖のお墓に入るのが当たり前でしたが、その考え方にも変化が出てきました。

もっと自分らしく供養してほしい、残る人たちに負担をかけたくないなど、葬儀だけでなく弔い方にも個性が反映されるようになりました。

墓石などいらないと考える人もいて、そのような価値観の変化も墓じまいの増加に拍車をかけている理由の一つです。

無縁仏になりたくないという思い

管理をする人がいないままに放置されたお墓は、いずれ「無縁仏」として合祀されることになります。

ときおり、お手入れが全くされていない寂れた墓石を目にすることがありますが、このようになるくらいなら、自分が元気なうちに墓じまいをしてしまおうと考えるのでしょう。

墓じまいの流れと進め方、必要な手続き

それでは、具体的にはどのような流れで墓じまいが進んでいくのか、手続きやお墓の引越し方法などについて説明をしましょう。

墓じまいはやり直しが効かないので、納得して進めていくことがとても大切です。

墓じまいで必要な手続き

まずは親族で納得するまでしっかりと話し合う

墓じまいの手続きに入る前に、とても大事なことがあります。それは、親族でしっかりと、納得がいくまで話し合うということです。

お墓の管理がしづらくなったといっても、折に触れて、お墓参りをしてくれている親戚の方がいるかもしれませんし、お墓自体をなくしてしまうことに抵抗を感じる方もまだ多いです。

墓じまいは、やってしまってから取り消すわけにも行きませんし、何も知らない親族が、お墓まいりに来た時に「お墓がない!」となると、大ごとになってしまう可能性もあります。

そうならないように、同居の家族だけでなく、親族一同でよく話し合うことが大切です。

もしかしたら、自分が管理をしたいと名乗り出てくれる人がいるかもしれないですし、他に何か良いアイディアが出てくるかもしれません。

墓じまいはいつでもできるので、しっかりと相談して、みんなが納得してから手続きに入りましょう。

墓地の管理先と相談する

墓じまいをすることが決まったら、次は墓地を管理している人と相談します。

  • 霊園、共同墓地等:管理事務所
  • 寺院:お寺の住職

霊園や共同墓地であれば、公営でも民営でも、管理しているところに墓じまいをする旨を伝えます。作業の日にちなどが決まれば、それを伝えるだけで十分です。

しかし寺院となると、少し勝手が違います。檀家という形で関わってきたので、いきなり「墓じまいをします」というと角が立ちます。

そこで、決定事項であったとしても、「管理が難しくなってきたため、墓じまいすることを考えているのですが」というように、相談という形をとりましょう。

跡継ぎがいない等の理由でどうしても難しいということを伝えて、理解を得るようにします。

その方が、話がスムーズに進みます。

改葬の方法を考える

墓じまいと供養の方法

墓じまいをすることを決めたら、ご遺骨の行方についても考えておかなくてはいけません。

墓じまいをする際に、次の改葬先に「受入証明書」を発行してもらう必要もあるため、行き先を先に決めないといけないのです。

しばらく自宅で供養するという方法もありますが、近くの墓地を探す、散骨をするなどの方法もあります。

今後のことも考えてどうすることが最善の方法なのかを、これも親族含めて相談すると良いでしょう。

墓じまいをしてもらう石材店、解体業者を選ぶ

墓じまいすることと、その後の供養方法が決まったなら、いよいよ解体業者を探します。

基本的には、お墓のプロである石材店に依頼しましょう。

墓じまいは大きな墓石を撤去して墓地を更地に戻す作業ですので、個人で行うのは難しいです。

一般的には、墓地の近くの石材店にお願いをすることが多いですが、民営の霊園・共同墓地には指定業者がいることがありますので、管理事務所に聞いてみましょう。

公営の墓地の場合には指定業者いませんので、自分で探すことになります。その場合には、一社に聞いて決めるのではなく、必ず数社から見積もりを取って決めるようにしてください。

改葬許可申請書等の手続き

改葬の手続きには、4つの書類が必要になります。

  1. 受入証明書
  2. 埋葬証明書
  3. 改葬許可申請書
  4. 改葬承諾書(一部のみ)

受入証明書

受入証明書は、改葬先の墓地等から発行してもらうものです。書式は、役所でもらうか、ホームページからダウンロードします。

ただし、自宅供養の場合には受入先がないため、改葬許可を申請する時には、「自宅供養のため」などと記入すれば大丈夫です。散骨を行う場合には、散骨業者が発行してくれることがありますので、相談してみてください。

埋葬証明書

現在のお墓の管理者に発行してもらうものです。受入証明書と共に、改葬許可を申請します。

こちらも、書式は役所でもらうか、ホームページからダウンロードできます。

改葬許可申請書

墓じまいをするときには、現在お墓のある自治体から改葬許可証もらう必要があります。

まずは、「改葬許可申請書」を手に入れますが、窓口でもらうか、自治体のホームページからダウンロードしてください。

その用紙に、墓地の管理者から署名をもらい、必要事項を記入して役所の窓口に提出します。

用紙の書き方については自治体によって若干の違いがありますので、必ず事前に確認しておきましょう。

改葬許可証が発行されると、いよいよ墓じまいの作業に入ることができます。

改葬承諾書

こちらは一部の人のみ必要となります。

墓じまい(改葬)を申請する人と、お墓の名義人が違う場合に、お墓の名義人が墓じまいを承諾していますよ、ということを証明する書類です。

お墓の名義人に署名・捺印してもらいましょう。

工事の日にちを決めて解体・返還

業者が決まったら、工事の日程を詰めて、魂抜きの法要の日も同時に決めてしまいましょう。

魂抜きの法要とは、閉眼供養ともいいます。お墓に入っているのは単なるご遺骨ではなく、そこには魂が宿っていると考えられています。

ですから、そのまま勝手にお墓を移動させたり、撤去したりしてはいけないのです。僧侶に御経をあげていただき、お墓に入っている魂を抜いてから移動させなくてはなりません。

ただし、宗派によって呼び名が違うこともありますので、お寺に確認をしましょう。

法要と暮石の撤去は同じ日でなくてもかまいません。法要を先に済ませておいて、工事は後からでも大丈夫です。

なお、法要の際には始まる前にお墓をきれいにし、お花やお線香、ろうそく、お水や果物などお供物を準備します。

最後の法要ですので、ジーンズなどラフな格好ではなく、喪服が望ましいでしょう。

墓石を撤去して、更地に戻れば、墓じまいは終了です。

墓じまいの代行をお願いするという方法もある

ここまで墓じまいの流れを見てきましたが、書類の作成や提出など、自分で全てやるのは面倒だと感じる人もいると思います。

そんなときは、墓じまいを代行してくれる業者を利用するというのも一つの方法です。

場合によってはお寺との交渉もしてくれますので、料金などを比較検討してみてください。

墓じまいにかかる費用

さて、墓じまいの作業にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

墓じまいにかかる費用

墓じまいでかかる費用は、主にこのようなものがあります。

  • 暮石の解体・撤去費用
  • 魂抜き法要のお布施
  • 離檀料

また、トータルで50万円~100万円ほどかかることがありますが、墓地がどうなっているかによって違ってくるのです。

一般的には、

  • 墓地の面積が広い
  • 墓石が大きい
  • お墓に行くまでの道が狭い
  • お墓の周りに柵が設置されている

など、作業に手間がかかるほど高額になる傾向があります。

お墓を解体する費用

墓石を撤去する費用については、およそ30万円前後が相場ですが、暮石の大きさや墓地の広さによっても変わってきます。

一般的には、1平方メートル当たり10万円といわれていますので、広くなるほど費用もかさみます。

重機の運搬ができないような場所ですと作業人数が増えてしまうため、費用が高額になることがあります。墓石の状態によっても手間が違ってきますので、見積もりはしっかり取りたいところです。

暮石が小さかったり、霊園自体が広く作業のしやすい場所ですと単価が下がることもありますので、1社ではなく複数に見積もりを依頼して比較検討しましょう。

出骨するための費用

墓石を撤去した後はご遺骨を取り出す作業があります。

こちらは5万円前後ですが、撤去費用に含まれているのか、それとも別料金なのか、見積もりの内訳をよく確認してください。

役所に払う書類の費用

書類関係の費用はそれほど高くはありません。

役所に払うお金ですので、数百円から、かかっても1,000円程度でしょう。

お寺や僧侶に支払う費用

閉眼供養を行うときと、新たに墓地を購入した場合には海岸供養のためのお布施が必要にになります。

お寺に支払うお金には決まりがありません。

お布施としてどのくらい必要か、料金表があるわけではないですし、お渡しするのが初めてだと、いくら包んだら良いのかわからないという人もいるでしょう。

このお布施ですが、「読経代」だと思っている人がほとんどだと思います。しかしお布施の本来の目的は、お寺やお坊さんに感謝の気持ちを表すための「寄付」なのです。

ですから、普段お世話になっている方へのお礼の気持ちを示すものとして金額を考えてみますと、相場としては3万~10万円というところでしょう。

ただし、地域の風習によって、こちらが常識だと思う金額と差があることもあるため、親戚や年配の方に相談する方が無難です。

離檀料も、これまでお世話になりました、ありがとうございますという気持ちを表すものです。

これまでどのくらいお寺にお世話になっているか、その関係性によっても違ってきます。

祖父母の代くらいからなのか、それとも先祖代々のお墓で、長年お世話になってきたのか、年月の長さにもよります。

長い場合には、20万円ほど包んでも良いでしょう。これも、困った場合には他の檀家に聞いてみる、というのも一つの方法です。

ただ、お寺側から法外な金額を要求されるトラブルも見られます。事前に親戚に話を聞くなどして、相場を調べておくとともに、困った時には弁護士に相談するなどの対応も必要です。

ご遺骨を改葬するための費用

墓じまいをする費用の他に、ご遺骨を改葬するための費用も必要になります。

これは、どの方法を取るかによって、金額にかなりの幅があります。

  • 通常の暮石のお墓に埋葬する:100~200万円
  • 納骨堂に埋葬する:30~100万円
  • 共同墓地に合祀する:5~30万円
  • 樹木葬:5~80万円
  • 散骨:5~30万円
  • 手元供養:1~3万円(粉骨費用)

ご遺骨をきれいにする費用

もし、手元で供養する場合、ずっとお墓の下にあったご遺骨をそのまま家の中に置くことはできません。

長い間お墓に入っていたご遺骨は、濡れて傷んでいることがあります。取り出したままの状態では保管することが難しいこともあります。

自宅供養の場合はもちろん、新しいお墓に移す場合であっても、一旦きれいになっていただくことが供養というものです。

ご遺骨をきれいに洗浄し乾燥させるという作業が必要となりますが、ご遺骨を良い状態に保つためにも、専門の業者にお任せした方が安心です。

洗浄・乾燥の作業の費用の相場は、およそ2万円程度です。

粉骨する費用

専門の粉骨業者に依頼し、ご遺骨をきれいにしてから乾燥させ、粉骨をします。

粉骨の費用は1~3万円程度です。

粉骨をすることによって容量も小さくなり、小さな骨壷やオブジェなどに入れて供養しやすくなります。

散骨をする場合も、ご遺骨をそのままの形で撒くことはできないため、粉骨が必要です。

なお、散骨の場合は洗浄・乾燥・粉骨の費用が散骨費用に含まれていることもあるので、料金の内訳をしっかり確認しましょう。

墓じまいの費用は誰が負担するもの?

ここまで説明してきた墓じまいの費用、場合によっては100万円近くになることもありますが、これは誰が負担すべきなのでしょうか?

特に決まりはないですが、一般的にはお墓の所有者が負担することが多いようです。

ただ、誰もお墓を継がずに手元供養や散骨をするのであれば、きょうだいや親戚みんなで負担をするというのが良さそうです。

後々トラブルにならないようにするためにも、費用の分担は見積もりを取った時点でよく話し合っておくことをおすすめします。

墓じまいをした後はどうする?先まで見越して選択肢を考える

墓じまいをした後どうするのか、改葬の方法によってもトータルでかかる費用が違ってきます。

費用の面と、今後のお参りのしやすさなどで、自分たちに合った方法を選びましょう。

自宅に近い、管理しやすい墓への改葬

お墓が遠くてお参りできないことが墓じまいの理由なら、自宅近くの墓地に移すとお参りが楽になります。

この場合は新たに墓地や墓石を購入することになりますので、100万円以上の費用がかかるでしょう。

納骨堂を利用する

お参りしやすいように、納骨堂を利用する方法もあります。

納骨堂は都心にあることが多いので、交通の弁もよく行き来がしやすいです。

雨の日でも気軽にお参りに立ち寄りたい、お墓のお手入れをまめにする暇がないという人に向いている方法です。

永代供養墓を利用する

自分以外に管理をする人がいないという場合には、永代供養墓にするという方法があります。

管理をお寺や霊園にお任せしますので、管理の手間がなくなります。

永代供養墓はその埋葬方法によって費用にかなりの幅があります。

  • 個別墓:50万円~150万円
  • 集合墓:20万円~80万円
  • 合祀墓:5万円~30万円

集合墓とはご遺骨を埋葬するスペースは個別になっているのですが、お参りする場所を共有している形のものです。

個別墓が一戸建てなら、集合墓はマンションと考えるとイメージしやすいでしょう。

合祀墓は、他の人と分けずに同じところにご遺骨を埋葬します。ですから、一度合祀してしまうと、後から取り出すことは難しくなります。

とはいえ、個別墓も集合墓の、一定の年数が経つと合祀されることが多いです。

自宅で手元供養をする

自宅で手元供養をする

亡くなった方と近くにいたいという場合は手元で供養するという方法があります。

分骨をしてご遺骨の量を減らし、小さな骨壷に入れたりペンダントなどのアクセサリーに加工することもあります。

ただし、手元で供養している場合も、自分が亡くなったらどうするのか?ということは決めておいた方が良いでしょう。

樹木葬にする

墓石の代わりに木を植えるのが樹木葬です。自然にかえることができると人気が高まっている供養の方法です。

費用は30万円~50万円程度ですが、墓地の大きさ、立地によっても変わってきます。

散骨を行う

散骨を行う

散骨は、ご遺骨を小さなパウダー状に粉砕し、海や山に撒いて供養する方法です。

樹木葬と同様に、自然葬の一つとして注目を集めている供養の方法です。

どこに撒くにしても、勝手に撒くことはできませんので、条例などを守りながら周囲に迷惑がかからないよう行うためには、専門業者に依頼するのが一番です。

費用は、チャーターする船の大きさ、利用する人数で変わってきます。

  • 1家族のみで船をチャーター:20万円~30万円
  • 複数の家族で合同葬:10万円程度
  • 散骨業者に代理散骨をお願いする:5万円程度

参加したい親族の意向などを聞き、費用と相談しながら決めることをおすすめします。

墓じまいの費用を抑えるには

墓じまいの費用は数十万円かかりますので、少しでも費用を抑えたいと思うことでしょう。

そんな時には、以下のことに気をつけてみてください。

複数の業者から見積もりを取ること

先ほども少しお話ししましたが、一社だけで決めてしまってはいけません。

必ずいくつかの業者に見積もりを依頼して、比較しましょう。

ただし霊園の指定業者がいる場合には、相見積もりを取ることができません。

しかし、見積もりの金額について質問できないわけではないので、納得がいかない場合には、納得できるまで料金の相談をした方が良いでしょう。

お墓までの道が狭くて重機を入れられないなど、料金が高いことに納得が行けば良いのですが、根拠が曖昧なままの料金を受け入れてしまわないようにしてください。

墓じまいの費用を抑える方法

改葬の方法を考えること

墓じまいをした後のご遺骨の行方によっても、かなり費用の幅があります。

また同じように墓地を用意し、墓石も買うとなると、数百万円かかってしまいますので、費用を抑えるならば散骨や手元供養をする方法がおすすめです。

もし、どうしても墓地に埋葬したいという場合には、共同墓地など、費用を抑えられるところを探してみると良いでしょう。

ただし、改葬先は費用だけで決めるものではありません。

今後のお参りのしやすさを考え、親戚の意見なども聞きながら、なるべく多くの人が納得のいく方法を選ぶことが大切です。

ご遺骨サポートこころの「墓じまい・改葬サービス」について

墓じまいの費用を払えない時は

墓じまいの費用が思いのほか高額で、すぐには払えないという事態になることも考えられます。

墓じまいをしたいのにできない、そんな時はこのような対処法があります。

家族、親戚とよく相談する

まずは親戚一同でよく話し合いましょう。お墓の問題は個人の問題ではありません。

負担できる人たちでお金を出し合えば、なんとかなるかもしれません。

メモリアルローンを利用する

メモリアルローンとは、金融機関がお墓に関する費用を対象として融資しているローン商品です。

一般的なカードローンなどよりも金利が低めで、実質年率5.0%~10.0%程度、固定金利のところが多いです。

どうしても足りない分だけローンで補うという方法もありです。

墓じまいは親族でよく話し合い費用もよく考えて行うことが大事

管理者がいなくなるから、遠くてお参りが大変だからなど、お墓を維持するのが難しくなってしまう理由は、人それぞれです。

しかし、お墓をそのまま放置しておくと無縁仏になってしまいますので、まだ元気なうちに墓じまいをした方が良いでしょう。

ただ、墓じまいはやり直しが効きませんし、費用もそれなりにかかります。墓じまいをした後のご遺骨の行き先も考えておかなくてはなりません。

墓じまいだけでも50万円~100万円ほどの費用がかかりますが、新しくお墓を立てる場合には、さらに100万円以上のお金がかかることもあります。

永代供養墓、手元供養、散骨など改葬の方法は様々です。自分の意思だけではなく、親戚も交えてよく話し合うことが大切です。

この記事の監修者

株式会社Aクルーズ代表「天井 十秋」

天井 十秋

大阪・東京を始め、全国で「粉骨」や「散骨」など葬送事業を10年間以上携わっている天井十秋です。
ご遺骨の専門家として多くの故人様の旅立ちをサポートさせていただいております。
ご遺族様や故人様の想いに寄り添った、丁寧な対応と粉骨をお約束いたします。
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