ブログ | ご遺骨の粉骨・洗骨業者
◆手元供養の仏壇の種類と選び方
手元供養とは、墓地にご遺骨を埋葬するのではなく、骨壺を仏壇に安置したり、ご遺骨を粉骨して小さな入れ物に納め、手元に置いて供養することをいいます。
ご遺骨をどのようにして保管すれば良いのか、日々どのようにして手を合わせれば良いのか、手元供養に適した仏壇や手元供養品の選び方についてお伝えします。
もともとおうちに仏壇があって、特に用意する必要のない方は良いのですが、核家族の家庭では仏壇がないお宅の方が多いのではないでしょうか。そもそも仏間もないおうちが多いかと思います。
でも安心してください。仏間がなくても、仏壇を置くようなスペースがなくても、手元供養をすることは可能です。
Contents
手元供養のための仏壇の種類
手元供養をするには、特に決まった形はなく、必ずしも大きな仏壇を用意する必要はありません。
今は仏間がある家は少なくなってきていますし、マンションのリビングに大きな仏壇を置くというのも難しいでしょう。
そこで、手元供養に適した仏壇や手元供養品の種類をご紹介いたします。
家具調の仏壇
仏間がないお家に、昔ながらの仏壇を置くのは抵抗を感じる人も多いと思います。
位牌やおりんを置いて、きちんと供養する場所を作りたいけれど、いかにも仏壇というものでは部屋に馴染まないという方は、家具調の仏壇を探してみてください。
デザインがシンプルで洗練されていますし、ちょっとしたタンスのようにも見えます。扉を閉じている時には、ちょっとした棚のようにしか見えませんので、リビングにおいても違和感がないでしょう。
ミニ骨壷
手元供養をするためには、ご遺骨を粉骨する場合がありますが、粉骨をするとご遺骨の量がかなり少なくなります。
それに伴い、骨壷も小さくできるので、ミニ骨壷にご遺骨を入れて供養される方もおられます。
素材はいろいろあり、高級感のある陶器製やガラス製、温もりのある木製や、スタイリッシュな金属製など。お部屋のインテリアに馴染むデザインが良いでしょう。
ミニ骨壷を棚の一角において供養する場所を作ったり、旅行の時には一緒に持って行かれたりされる方も。
小さな骨壷は移動がしやすいので、いつでも近くにいられるというメリットもあります。
ミニ仏壇(ステージタイプ)
ミニ仏壇はその名の通り、ミニ骨壷や位牌をおいたり、遺影を飾ったりできる小さな仏壇のことです。
骨壺だけでは少しさみしいと感じ、やはり毎日お線香をあげて手を合わせたいという方は、このような仏壇の形があると良いでしょう。
ミニ仏壇にも様々な素材がありますので、お部屋の中に設置しても違和感のないものを選ぶと良いですね。
ミニ仏壇(壁掛けタイプ)
最近では神棚のようにして、壁にかけるタイプもありますので、置く場所を確保することが難しい方も設置しやすいでしょう。
しっかりした壁なら、どこでも設置できますし、薄型なので場所もとりません。
オブジェ(飾り台)
オブジェタイプですと、いろいろな形があります。
お地蔵様のような形の入れ物にご遺骨を入れて保管するタイプや、プレートや写真立てにご遺骨を入れるものもあります。
いかにも仏壇のような形ではなく、おしゃれに供養したいという方に人気です。
遺骨を入れるアクセサリー
ご遺骨を部屋の中に置くのではなく、身につけたり、持ち歩いたりしたい方には、アクセサリーという形があります。
- ペンダント
- ブレスレット
- 指輪
などの中にパウダー状のご遺骨を納めるので、分骨して家族ひとりひとりが持つことも可能です。
仏壇ではないですが、より身近に故人を感じたいという方に向いている供養の方法です。
手元供養に必要な仏壇の買い方
では、手元供養に必要な仏壇や手元供養品は、いつどのようにして買えば良いのでしょうか。
仏壇を買う時期は、いつでも構いません。
葬儀が終わり、火葬してすぐに手元供養の準備ができる方もいれば、四十九日を迎えても、気持ちの整理がつかない方もおられると思います。
ただ、手元で供養するのにも何か区切りがあった方が、気持ちの切り替えにもなると思いますので、四十九日までには購入しておくと良いのではないでしょうか。
そうはいっても、四十九日に必ず仏壇がなければいけないというものではありませんので、安心してください。その場合は、一周忌までには揃えてみようかなと検討してみてはいかがでしょうか。
購入する際には、仏壇・仏具のお店はもちろんのこと、インターネットでも専門のお店が見つけることができます。。
様々なデザインを比較して、心穏やかに、お手元で供養できる仏壇や手元供養品を選んでください。
手元供養にはおうちに馴染む仏壇を選びましょう
仏壇といっても、大きくて昔ながらの仏壇では、近年のおうちのインテリアに馴染まなくなってきました。特に、洋間に仏壇を置くのは難しいと思います。
しかしご遺骨を粉骨しておけば、骨壷も小さくなりますから、ミニ骨壷やミニ仏壇を用意して手元供養することができます。
リビングや寝室など、手元供養する場所に合わせたデザインの仏壇、オブジェなどがたくさんありますので、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。
この記事の監修者
天井 十秋
大阪・東京を始め、全国で「粉骨」や「散骨」など葬送事業を10年間以上携わっている天井十秋です。
ご遺骨の専門家として多くの故人様の旅立ちをサポートさせていただいております。
ご遺族様や故人様の想いに寄り添った、丁寧な対応と粉骨をお約束いたします。
ご供養のことでお悩みがございましたら、是非お気軽にご相談ください。